先日、Googleアラートで設定している「Cheese」関連の情報で、アメリカの人気オーディション番組 America’s Got Talentで『Parmesan Cheese Song パルメザンチーズの歌』を披露した挑戦者が審査員に打ち勝った!」という内容の記事のリード文が目にとまりました。
実際に記事と動画を見て、なんとも個性的なパルメザンチーズへの偏愛を目の当たりにして、「これは、ぜひとも、チーズ愛好家の方にご覧いただきたい!」と思い、ブログの記事にまとめてみました。 パルメザンチーズ への偏愛を歌った 『Parmesan Cheese Song パルメザンチーズの歌』 、お楽しみいただければ嬉しいです。
America’s Got Talent で披露された Parmesan Cheese Song (パルメザンチーズの歌)
『America’s Got Talent』と言えば、ダンス、歌にとどまらず、様々なパフォーマンスが繰り広げられる人気のオーデイション番組。日本でもYouTube動画を通じて、その様子を視聴することができます。2006年からシーズン1の放送が始まり、2022年はシーズン17が始まったようです。
そのシーズン17で、2022年5月31日に放送されたこちらの「Parmesan Cheese Song」に関する記事が、現地メディアでも話題になっていたのでご紹介させていただきます。
記事のタイトルには、「’America’s Got Talent Judges Won Over By “Parmesan Cheese” Song in Season Premiere – America’s Got Talentの審査員たちが、 “Parmesan Cheese Song”に打ち負かされる!」と書かれています。
早速、リンク先の記事を読み、おおよその内容を把握して、YouTube動画をクリックしました。見る前からアイキャッチ画像に表示されるSimon Cowellさんの表情を見るだけでも、「一体、どんな歌なのだろう~!?」と なんとも言えないワクワク感が出てきます(笑)。
Parmesan Cheese Song のオーデイションの様子
この記事の主人公は、パルメザンチーズへの真摯な想いをミュージカル風に歌いあげるBen Lapidusさん(29歳)。シンガーソングライターでもあり、オーディションで披露する曲として選んだのは、チーズ愛あふれるBenさんのオリジナルソング―「Parmesan Cheese Song(パルメザンチーズ ソング)」。
こちらの曲、一回目に聞くと、Benさんのオリジナリティと偏愛っぷりにちょっと圧倒されて、Simon Cowellさんはじめ、個性的な審査員のみなさまの表情も微妙な感じで、ちょっとシュールな空気が流れます。審査員が目を丸くして、微妙な表情を浮かべて、お互いに顔を見合わせるところもおかしく・・・(笑)。
個人的には、AMEMIYAさんの「冷やし中華はじめましたぁ~」を彷彿とさせる歌でした。
聞いていくほどに、クセになる感じの。何回も聞きたいみたいな・・・・
ネタバレになってしまいますが、あまりにも微妙すぎる内容に審査員4人全員が「完全なダメ出し」をしてしまいます(笑)。
最初は客席も苦笑しながら見ていた感じがあったのですが、キツイ「ダメ出し」が決まったところで、パルメザンチーズへの想いが深いBenさんを後押しするかのように、客席から大声でこぶしを振りながら「Parmesan! Parmesan!」と繰り返されるシュプレヒコールが巻き起こるのです!
ホントに熱すぎる客席の一体感!
果たして、Benさんは、どのようにして審査員に打ち勝つのか・・!!そして、魅了していくのか・・・!!
その後の展開は、ぜひ、動画でお楽しみください!
Parmesan Cheese Song の歌詞
今回のブログを書くにあたり、Benさんのオリジナルソングである「Parmesan Cheese Song(パルメザンチーズ ソング)」の歌詞を探してみたところ、いろいろなサイトで掲載されており、あのNewsWeekでも掲載されていました。
かなり話題になっていて、 「Parmesan Cheese Song」旋風が巻き起こっている感じがあります(笑)。
Benさんオリジナルの「Parmesan Cheese Song」 。
あまりにもクセになったので、掲載されていた歌詞をもとに、わたしなりの個人訳もつけてみました。
Parmesan Cheese Song by Ben Lapidus
When I get pasta at a restaurant and the waiter comes around
with the parmesan cheese and he says ‘parmesan?’ and I say please
He gives me a spoonful and says would you like more
and I say ‘sure’
as if it’s no big deal as if it’s not my reason for choosing an Italian restaurant in the first place
he looks at me and says ‘is that good? ‘yeah that’s good thanks’
I always want more parmesan but I’m embarrassed
I always want more parmesan but I’m embarrassed that’s me
Why are they so stingy?
Is there a shortage of parmesan?
Is it really that expensive?
I just want more cheese, is that so wrong?
just leave it on the table
for god’s sake, I’m a grown-up
I have rights and I will not be shamed for my cheese intake
I will not remain silent
I will not give in
I will die
I always want more parmesan
Parmesan Cheese Song の訳詞(個人訳です)
(こちらは個人的な見解に基づく訳詞になります (^_-)-☆)
レストランでパスタを注文すると、ウェイターがパルメザンチーズを持ってきて、
「パルメザンチーズをおかけしますか?」と聞かれるんだ。
「はい、お願いします。」と答えると
かけてくれるのは、「スプーン一杯」ほどの少量のパルメザンチーズ。
「もう少しおかけしますか?」と聞かれて、
パルメザンチーズ目当てでイタリアンレストランに来たことを、決して悟られまいと
冷静沈着な面持ちで「はい、お願いします。」と答える僕。
「こちらでよろしいですか?」とウェイター。
「はい、ちょうどいいです。」と遠慮がちな僕。
(本心は)もっとパルメザンチーズをかけてもらいたいんだ。
でも、そんなこと、恥ずかしくて言えやしない。
(やっぱり)もっとパルメザンチーズをかけてもらいたい。
でも、そんなこと、恥ずかしくて言えやしない。
そんな僕だ。
どうしてほんの少ししか、パルメザンチーズをかけてくれないんだろう?
パルメザンチーズが不足しているから?
それとも、とても高価だから?
パルメザンチーズをもっと食べたい。こんな想いを抱くなんて、そんなにいけないこと?
どうかお願いだから
パルメザンチーズをテーブルの上に置いたままにしてほしい。
僕は大人で権利だってある。
好きなだけチーズを食べたからといって、とがめられる覚えはないんだ。
黙ってはいない。
負けない。
パルメザンチーズがない人生なんて、味気ない。
ただただ、もっとパルメザンチーズが欲しいだけなんだ!!
Parmesan Cheese Songの個人的なツボは、やっぱり、サビの部分ですね。「 I always want more parmesan but I’m embarrassed !」 多くのチーズ愛好家の本音を代弁してくださっているような気がします。
最後に審査員の方たちは、Benさんの個性的なパフォーマンスに完全に魅了されていました。審査員のSimonさんもかなり楽しそうでしたし。そう思うと、記事のタイトル「’America’s Got Talent Judges Won Over By “Parmesan Cheese” Song in Season Premiere」の「Win Over」の部分は、「打ち負かす」という意味のほかに「魅了する」 という意味もあるので、両方の結果を示しているのかもしれません!
さてさて、次週以降のBenさんの活躍も気になります。新しいチーズの歌、披露されるでしょうか!?